生まれてきた性別が間違っていたんじゃないか
はじめまして。
自己診断してみました。
結果は低かったですが、物心がつく頃には親から
「男の子の名前しか考えてなかった」
「男の子が欲しかった」
など言われ続け、父親との遊びもプロレスごっこやキャッチボールなどで、与えられる玩具もリカちゃん人形(他所から頂いたお古のもの)1体だけでした。
考える力がついてくると、周りの女の子とは違うのがわかってきて、幼稚園でスカートを穿きたかったけど母親が必ずズボンを出して穿かせられました。
お気に入りだったスカートは、試着で穿いた以来タンスの肥やしになり、成長とともに1度も穿くことなく捨てられました。
小学校では七五三も終わったので、中学卒まで刈り上げのショートカットしか許されませんでした。
少しでも長いと切り直して来いと言われました。
毎月美容室だと高いので、父親に連れられて床屋にも行きました。
逆らえない事情がありました。
3歳上の姉が、中学時代から反抗期になり、かなり両親は手を焼いていましたので、私は大人しく意見を言わずに親の前ではいい子でなければなりませんでした。
私も小学校高学年の頃には、男子より身長も高く、喧嘩になれば机や椅子を投げる…勉強と運動と、屁理屈が達者な子供時代を過ごしてきました。
家庭での裏返しです。
その頃から、生まれてきた性別が間違っていたんじゃないかと自問自答をして、軽い自傷行為も始まりました。
女の子は裏表が激しいのであまり得意ではなくて、男子に混じる事も多くなりました。
おかげで女子からいじめにあいましたが、親に面倒をかけるのは気が引けましたので黙ってやり過ごしました。
もともと群れが嫌いで、単独行動でも孤独は感じませんでしたが、大きな陰口には耐えられませんでした。
男だったらあわなくてすんだのに、男子と性的な意味で仲良くしていたわけではなかったから、自分が女であることが嫌になりました。
これ以上は長くなりすぎてしまいますので、控えます。
今、精神科に治療に通っているので、そちらでも告白してきます。
自分がどうありたいかを考えてみてください。
ご相談ありがとうございます。
そして、打ち明けてくれてありがとうございます。
貴方のこれまでの苦しみや悲しみは、当事者である私からしても量り知れないものがあるでしょう。
家庭が自分にとっての世界で、想像力と好奇心と感受性が旺盛な子供時代。
インプットとアウトプットを繰り返し、全てに感化されやすい子供時代をそのようにしか過ごさざるを得なかったのですね。
そして、多感な子供時代のそんな経験が、今の貴方をつくり、苦しめているのでしょう。
ご両親への思いやりの気持ちはとても素晴らしいと思います。
ただ、その体も心も、ご両親のものではなくあなたのものです。
これからはご両親やお姉さんのためでなく、自分本位に生きて欲しいと私個人的には強く願います。
女である自分が嫌と感じてしまうのも少なからずこれまでの家庭環境が影響してるとは思いますが、もう一度自分自身を見つめ直してみてください。
そして、家族や兄弟や友人はなしに、自分がどうありたいかを考えてみてください。
今通ってる精神科の先生にはもうお話は出来ましたか?
宜しければお住まいの近くのジェンダークリニックをご紹介しますのでご連絡ください。
専門家の先生なので、きっと色々な事例を踏まえた上で的確なアドバイスをくれると思います。
また、何かあればご相談ください。
宜しくお願いいたします。