SRS(性別適合手術)〜タイにSRSを受けに行くまで〜
今回は、タイのSRS手術の体験記を詳しく書いていきたいと思います。
参考になれば幸いです。
それまで手術のことは考えていたものの、色々わからないことが多く実行には至っていませんでした。
しかし、ある人と出会いその人が後々自分の人生を大きく変えました。
彼をAさんとします。イベントが終わってから家が近いのもあって、少しずつAさんと遊ぶ機会が増えてきました。
その中で治療の話になって、SRS(性別適合手術)の話題になりました。
ちょうど他のアテンド会社に問い合わせをしていて、しっくり来なかったのでタイミングが良かったです。
Aさんから「僕が知ってる所めちゃくちゃ良いよ!もしそこでダメだったらタイの手術諦めて日本で探そう!笑」と言われたのがきっかけで、そこからその会社に問い合わせして胸オペの内容や、まだ自分の年齢が20代という事で逆U字で可能だと言う回答をもらい希望が見えました。
(自分が調べたアテンド会社では逆T字で手術をしなくてはいけないかもと言われた為)
そしてその会社の対応がよく紹介してくれた人も凄く良い人だったので、そのアテンド会社に決定しました。
その会社の良いところは
・とにかく返事が早い
・誠実さが感じられる
・知識が豊富で何でも相談できる
・陰茎形成手術済のスタッフがいる
タイでの不安が安心に変わって支払いもなるべく早く済ませて、コレで自分の人生の新たな一歩がスタートする!と確信してました。
パスポートや資料も順調に準備でき、タイに単身で出発することになりました。
SRS(性別適合手術)〜タイにSRSを受けに行くまで〜
タイに夜到着後、アテンドの方と合流して早速ヤンヒー病院へ。
観光、余暇は存在しないまま直接です。そう、タイに到着して外の空気をほとんど吸わずに室内に案内されました。
マクドナルドで出前をとってセットメニューを頼んで一夜目を過ごしました。
こちらのマックでは、24時間出前が出来たのでアテンドの人に通訳してもらい注文してもらいました^^
そしてしばらく立ったあとデリバリーの人が、部屋まで来てくれて支払いして完了しました。
初めてのバーツ(タイの通貨)払いは何か新鮮でした。
チップはデリバリー代に含まれてるので、払わなくて良いとその時に知りました。
とりあえず荷物を整頓して一夜を過ごしました。次の日朝から検査続きでした。
・胸オペの先生
・精神科
・麻酔科
・内摘の先生
に会って話と検査をひたすら受け続けました。
若干胸が大きめだったので、2回に分けて手術する可能性があると以前は言われていたのですが、実際胸オペの先生に会って話したら、「意外とちっちゃい。逆U字で行けるよ。」と言われました。
何枚か写真を見せてもらったのですが、2回に分けたり、逆T字で手術を受けると最初の傷跡や形があまり良くないです。
なので逆U字で行けると言われて凄く安心しました。まだ年齢が20代なのでそれも理由に含まれるのはありがたかったです。
精神科の先生とは軽くカウンセリングをする形になりました。
・絵を書く
・性同一性障害について質問
・恋愛について
・薬の相性
についてなどを話しました。
そして自分は過去に発達障害のだと思っていて飲んでいた薬が、予想以上に手術に悪影響を及ばすかもしれないと言われたのですが、最後に飲んだ日がだいぶ空いてるので何とかなりました。
麻酔の先生とは手術中やペインフリーなどの注意事項を聞いただけで終わりでした。
内摘の先生とは手術前に少しお話して病室で穴を触診され、手術可能かどうかをチェックしてもらいました。
食事に関しては、手術当日のAM0:00から水分と食料の摂取を先生の許可をもらうまで禁止というのがありました。
あまり考え込まないようにしようと思い早めに睡眠をとりました。
そして手術が始まりましたが、麻酔で覚えていません。終わったときには無事手術が終わっていました。